OLPC Japan/devel/Translation/Software
XOソフトウェア翻訳作業に参加する準備
下記に示したOLPC Wikiのサイトの翻訳作業と違い、実際に子供たちが使うソフトウェア製品の翻訳をすることになるので、多少準備とスキルが必要です。ただ参加の仕方には4つのレベルがあり、ボランティアを希望される方々のスキルに応じて貢献することが可能です。ですので、構えずまずは参加してみてください。分からないことはこのページのノートにでも質問しましょう。
-(1) まず、このOLPC Wikiのアカウントを取得してください。
-(2) 次に開発者・翻訳作業者のメーリングリストに参加してください。
-(3) そして実際に作業をするPootleのサイトにも別途ユーザ登録をします。上記(1)のOLPC Wikiの名前と同じである必然性はありませんが、同じにしておいた方が混乱が無いでしょう。(そのほかの方々との協業が必要になりますので)
-(4) このOLPC Wiki上にある翻訳作業者リストにOLPC WikiのユーザIDとPootleのユーザID、そして希望される関与の権限(実際に翻訳をするか、レビューのみか、翻訳に対するアドバイスをするか、など)を追加してください。(wikiのページを直接編集します。ここに名前を登録しても何かが自動的に怒るわけではありません。)
-(5) そしてこの作業がちょっと難関かもしれません。該当の英語に日本語を当てる際、その単語や文章がXOのどこでどのように現れるか?使われるか?という文脈が分からないと正確な翻訳は不可能です。従って、XOをお持ちでなければお手持ちのPC(Windows, MacOS X, Linxuいずれでも可)にXOのエミュレーション環境を構築してください。構築の方法はこのOLPC Wikiサイトにあります。
-(6) 最後に、「名前登録したよ!」という連絡をSpikyまで下さい。そうしたら(4)に記述されたユーザに対し、希望する権限を当方でアサインします。いまのところPooleのadminは私だけですが、今後の作業ではもっと多くの方の協力が必要となるので、OLPC WikiやPootle、そしてXOのソフトウェアのことを理解し、英語の翻訳能力に関し多少自身のある方は、adminやります、と申し出ていただけると助かります。ただし多少作業の実績を拝見してからにさせていただければ幸いに存じます。
作業の流れ
-(1) 新しいプロジェクト、更新されたプロジェクトが登録されるとMLにアナウンスされます。
-(2) あわせてロードマップに期限が示されるので、それにあわせてPootleで作業をします。
- 期限は”なるべく”守るようにしましょう。日本はとりあえずOLPCプロジェクトの初期対象国ではないし、何よりも国内にはいまのところXO自体が4台くらいしかありません。(2007/12/14現在)しかしながらXOの動作環境をエミュレーションにてPCで動作させている人たちは結構いますし、さらに現在のGive One. Get One.(1台あげて、1台もらおう)キャンペーンが終了し、来年には国内にも結構なXOが入ってくることが予想されます。また100台以上の大量購入であれば、輸入も可能なので、今後急激に台数が増えることが予想されます。そのための準備として、日本語パッケージも用意しておく必要があります。
- 英語に対応する日本語を当てる際、どこでどのようにその単語が使われるのかわからないことがあります。従いXOの動作環境(実機もしくはフリーのエミュレーター環境)を用意することを必須とします。
- 訳を当てる際、それでもよく分からないことがありますが、その場合は"fuzzy(よくわからない)"のチェックを入れて下さい。しかし日本語翻訳チームとしては、少しでも迷う場合、もう間違いなくこの単語、という場合以外はなるべく"fuzzy"にチェックを入れる方針で行きたいと思います。そうすれば、あとで見直しが容易になるからです。もしfuzzyがついてなければ、以後見直しからもれる可能性が大きくなります。よろしくお願いします。
-(3) Pootle上でR(Review)ステータスを持つ人でなおかつ余力のある人は、XOの動作環境(実機もしくはフリーのエミュレーター環境)で翻訳ファイル(.poファイル)を実際に移植して動作チェックを行い、fuzzyとなっている翻訳部分を校正してください。