SVG/lang-ja
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Scalable Vector Graphics (SVG) は、ビットマップと対照したベクトル式の画像や作図に対応した W3C 認定の規格です。SVG ドキュメントに描画コマンドの一連がテキスト形式で記述されています。これらのコマンドがブラウザ等の SVG 描画アプリケーションで展開されると、画像が表示されます。コマンドの一連はビットマップに比べると少ないデータの量を費します。また、SVG ファイルはテキスト形式なので、gzip や JFFS2 ファイルシステムによって更に圧縮することもできます (実状、ほとんどの SVG 読み込みプログラムは gzip 圧縮の.svgz ファイルを自動的に解凍します。但し、編集プログラムはそうとは限りません。)
OLPC の格納容量は限られているので、OLPC コンテンツの大部分には SVG 画像が使われます。特に教育資料等は図面として表示すれば最も解かりやすいことが多いのです。
OLPC コンテンツの作成者はできる限り SVG を使いましょう。JPEG や PNG のビットマップ形式は、SVG が使えない場合のみ使うべきです。
それぞれの画像形式の特徴や区別、応用などについては、画像形式の選択 のページを御覧下さい。
また Wikipedia にも情報が載ってます。
ツール群
- Inkscape
これは オープンソースの絵画プログラム で、SVG 規格の大部分をサポートしています。プロジェクトの目標は、SVG, XML, CSS の完全サポートです。Inkscape の拡張機能はPython で書けるので、アプリケーション開発者はこれを使って教育用ソフトウェアが作成できます。
- Flash コンバート
Flash 形式の画像はこのオンライン版コンバータで SVGに変換できます。