Core principles/lang-ja: Difference between revisions
(→浸透) |
mNo edit summary |
||
(4 intermediate revisions by 2 users not shown) | |||
Line 12: | Line 12: | ||
ラップトップは移動学校になることもできます。それは持ち運ぶことのできる学習と指導の環境です。ネットに接続されたラップトップは道具以上のものになります。それはデジタルによる新しい人間の環境です。重要なOLPCの長所は、自宅でラップトップを自由に使えることです。そこで子供(そして家族)は通常の学校のパソコン教室よりも取り組む時間をかなり増やすことができます。 |
ラップトップは移動学校になることもできます。それは持ち運ぶことのできる学習と指導の環境です。ネットに接続されたラップトップは道具以上のものになります。それはデジタルによる新しい人間の環境です。重要なOLPCの長所は、自宅でラップトップを自由に使えることです。そこで子供(そして家族)は通常の学校のパソコン教室よりも取り組む時間をかなり増やすことができます。 |
||
「私は |
「私はXOを自分の靴みたいに履きます」 |
||
{{ Translated text | |
{{ Translated text | |
||
OLPC has created the XO laptop at a very low cost, robust and powerful, beautiful and friendly. It has been designed explicitly for children of the elementary classes, the first one of its kind. The ownership of the XO is a basic right of the child and is coupled with new duties and responsibilities, such as protecting, caring for, and sharing this valuable equipment. |
OLPC has created the XO laptop at a very low cost, robust and powerful, beautiful and friendly. It has been designed explicitly for children of the elementary classes, the first one of its kind. The ownership of the XO is a basic right of the child and is coupled with new duties and responsibilities, such as protecting, caring for, and sharing this valuable equipment. |
||
Line 19: | Line 19: | ||
''I wear my XO like my pair of shoes.'' |
''I wear my XO like my pair of shoes.'' |
||
| display = |
| display = none}} |
||
{{anchor|low ages}} |
{{anchor|low ages}} |
||
Line 26: | Line 26: | ||
XOは(小学校在学中の)6歳から12歳の子供が使うために設計されています。しかしそれより幼くても、あるいは大きくなっても使い続けることができます。子供たちは、XOを使って遊ぶのに読んだり書いたりする必要はありません。私たちは遊びが人間の学習の基礎であることを知っています。さらに、デジタルを使った活動が読み書き能力の獲得を助けます。 |
XOは(小学校在学中の)6歳から12歳の子供が使うために設計されています。しかしそれより幼くても、あるいは大きくなっても使い続けることができます。子供たちは、XOを使って遊ぶのに読んだり書いたりする必要はありません。私たちは遊びが人間の学習の基礎であることを知っています。さらに、デジタルを使った活動が読み書き能力の獲得を助けます。 |
||
毎年、新しい一団がOLPCプログラムに入ってきます。したがって、プログラムの評価はそれぞれの一団毎に個別のものでなければなりません。すべての児童は学校での最も特別な規律として、彼らの学習の |
毎年、新しい一団がOLPCプログラムに入ってきます。したがって、プログラムの評価はそれぞれの一団毎に個別のものでなければなりません。すべての児童は学校での最も特別な規律として、彼らの学習のあゆみを記録した個別の作品集や日記をつけます。特に、学習障害・運動障害、あるいは知覚障害を持つ小さな子供たちはこのコンピュータを読み書きそろばんやコミュニケーションを補助してくれる道具として使えるでしょう。 |
||
「私は長く歩 |
「私は長く歩けるとってもいいXOシューズを持っています」 |
||
(→「僕は長く歩けるとってもいいXOシューズを持っているんだ!」子供っぽく書いてみました) |
|||
{{ Translated text | |
{{ Translated text | |
||
Line 37: | Line 36: | ||
''I have good XO shoes for a long walk.'' |
''I have good XO shoes for a long walk.'' |
||
| display = |
| display = none}} |
||
{{anchor|saturation}} |
{{anchor|saturation}} |
||
==浸透== |
==浸透== |
||
OLPCの責務は開発途上国の初等教育です。この目的のために私たちは一定の人口について「デジタルの浸透」を達成する必要があります。重要な点は、個々の環境の中で最も適した尺度を選ぶことです。それは国全体、地域、自治体や村でありえます。そこではすべての子供がラップトップを所有するでしょう。 |
OLPCの責務は開発途上国の初等教育です。この目的のために私たちは一定の人口について「デジタルの浸透」を達成する必要があります。重要な点は、個々の環境の中で最も適した尺度を選ぶことです。それは国全体、地域、自治体や村でありえます。そこではすべての子供がラップトップを所有するでしょう。予防接種のように、デジタルの浸透とは、適齢期のある連続した期間、同世代の子供たちに継続的に影響を与えることを意味します。 |
||
コミュニティ全体はOLPCプログラムに責任を持つようになります。そして子供たちは、このコミュニティの多くの機関、個人、グループからの支援を受けるでしょう。OLPCに固有の連結性により、これらの異なるコミュニティは一緒に成長して、時間と空間の多くの方向に拡大します。 彼らに浸透することで、穴も割れ目もなくなるので、固く強くなるでしょう。 |
コミュニティ全体はOLPCプログラムに責任を持つようになります。そして子供たちは、このコミュニティの多くの機関、個人、グループからの支援を受けるでしょう。OLPCに固有の連結性により、これらの異なるコミュニティは一緒に成長して、時間と空間の多くの方向に拡大します。 彼らに浸透することで、穴も割れ目もなくなるので、固く強くなるでしょう。 |
||
「 |
「健全な教育は予防接種のようなものです。それはすべての人に行き渡り、無知と狭量から守ります」 |
||
{{ Translated text | |
{{ Translated text | |
||
Line 54: | Line 53: | ||
''A healthy education is a vaccination, it reaches everybody and protects from ignorance and intolerance.'' |
''A healthy education is a vaccination, it reaches everybody and protects from ignorance and intolerance.'' |
||
| display = |
| display = none}} |
||
{{anchor|connection}} |
{{anchor|connection}} |
||
==接続性== |
==接続性== |
||
XOは利用可能な中で最も魅力的な無線ネットワークを提供するように設計されています。ラップトップの電源が切れていてもそれらは相互に接続しています。もし1台のラップトップがインターネットに接続していたら、他のラップトップもウェブにつながります。近所の子供たちは、このように永続的に接続されます。これで、チャット |
XOは利用可能な中で最も魅力的な無線ネットワークを提供するように設計されています。ラップトップの電源が切れていてもそれらは相互に接続しています。もし1台のラップトップがインターネットに接続していたら、他のラップトップもウェブにつながります。近所の子供たちは、このように永続的に接続されます。これで、チャットをし、ウェブの情報を共有し、ビデオ会議で集会を開き、一緒に音楽を作り、テキストを編集し、電子ブックを読み、ネット上の共同ゲームを楽しむことができます。 |
||
ラップトップの電池は長時間駆動できます。そして、学校の特殊な集合充電器や機械式、太陽エネルギーを使って充電できます。 |
ラップトップの電池は長時間駆動できます。そして、学校の特殊な集合充電器や機械式、太陽エネルギーを使って充電できます。ユニークなXOのディスプレイはラップトップを明るい太陽の下で使うことを可能にします。教室の外や家、公的なオープンスペースだけでなく、どのような自然の中でも作業できます。ネットワークへの接続性は公式非公式の学習環境が可能にしている様々なものとおなじくらいありふれたものになるでしょう。私たちは、教室の壁を越えて成長する「拡大された学校」という新しい種類の学校を提案しています。そして、最後に大切なこととして、この連結性は、世代、国、文化間の対話を確かにします。 あらゆる言語がOLPCのネットワーク上で話されます。 |
||
「私たちが一緒に話すとき、私たちは一緒にいます」 |
「私たちが一緒に話すとき、私たちは一緒にいます」 |
||
Line 73: | Line 72: | ||
''When we talk together we stay together.'' |
''When we talk together we stay together.'' |
||
| display = |
| display = none}} |
||
{{anchor|free and open source}} |
{{anchor|free and open source}} |
||
Line 82: | Line 81: | ||
最初から外部に依存しているものは、彼らの言語にソフトウェアをローカライズしてバグを取り除くためのソフトウェアを用意し、彼らの必要に適合するようにソフトウェアを作り直すことはできません。再配布に関するどのような制限もありません。OLPCは、私たちが作ったツールが将来どのような新しい目的で使われるかについて知ることはできず、コントロールすべきではありません。 |
最初から外部に依存しているものは、彼らの言語にソフトウェアをローカライズしてバグを取り除くためのソフトウェアを用意し、彼らの必要に適合するようにソフトウェアを作り直すことはできません。再配布に関するどのような制限もありません。OLPCは、私たちが作ったツールが将来どのような新しい目的で使われるかについて知ることはできず、コントロールすべきではありません。 |
||
世界の優れたソフトウェアとコンテンツは、オープンとプロプライエタリの両方ともこのプロジェクトを成功させるために必要です。子供たちは、そのすべてから選べなければなりません。 知識を使うために |
世界の優れたソフトウェアとコンテンツは、オープンとプロプライエタリの両方ともこのプロジェクトを成功させるために必要です。子供たちは、そのすべてから選べなければなりません。 知識を使うためには、まず自分のものにする必要があるという私たちの学習に関する文脈に照らせば、フリーであることが最も適切です。さらに、すべての子供は貢献できるものを何かしら持っています。私たちは、とても基本的な人間の表現に必要な支援と励ましを行うフリーでオープンな枠組みを必要とします。 |
||
「フリーでオープンな環境をください。そうすれば、私は喜んで学び教えるでしょう」 |
「フリーでオープンな環境をください。そうすれば、私は喜んで学び教えるでしょう」 |
||
Line 94: | Line 93: | ||
''Give me a free and open environment and I will learn and teach with joy.'' |
''Give me a free and open environment and I will learn and teach with joy.'' |
||
| display = |
| display = none}} |
Latest revision as of 02:13, 12 August 2007
翻訳された Core principles | 原文 |
العربية| deutsch | Ελληνικά | english | español | français | 日本語 | 한국어 | português|русский +/- | 変更 |
- This is an on-going translation
5つの基本原則
子供の所有権
OLPCは、非常に低いコストで、頑丈かつ強力で美しく親しみやすいXOラップトップを作りました。それは特に小学校(その種の最初のもの)の子供たちのために設計されました。XOの所有は子供の基本的な権利であり、新しい義務および責任と対になります。それは、たとえばこの貴重な道具を守り、世話をし、共有するなどです。
ラップトップは移動学校になることもできます。それは持ち運ぶことのできる学習と指導の環境です。ネットに接続されたラップトップは道具以上のものになります。それはデジタルによる新しい人間の環境です。重要なOLPCの長所は、自宅でラップトップを自由に使えることです。そこで子供(そして家族)は通常の学校のパソコン教室よりも取り組む時間をかなり増やすことができます。
「私はXOを自分の靴みたいに履きます」
低年齢
XOは(小学校在学中の)6歳から12歳の子供が使うために設計されています。しかしそれより幼くても、あるいは大きくなっても使い続けることができます。子供たちは、XOを使って遊ぶのに読んだり書いたりする必要はありません。私たちは遊びが人間の学習の基礎であることを知っています。さらに、デジタルを使った活動が読み書き能力の獲得を助けます。
毎年、新しい一団がOLPCプログラムに入ってきます。したがって、プログラムの評価はそれぞれの一団毎に個別のものでなければなりません。すべての児童は学校での最も特別な規律として、彼らの学習のあゆみを記録した個別の作品集や日記をつけます。特に、学習障害・運動障害、あるいは知覚障害を持つ小さな子供たちはこのコンピュータを読み書きそろばんやコミュニケーションを補助してくれる道具として使えるでしょう。
「私は長く歩けるとってもいいXOシューズを持っています」
浸透
OLPCの責務は開発途上国の初等教育です。この目的のために私たちは一定の人口について「デジタルの浸透」を達成する必要があります。重要な点は、個々の環境の中で最も適した尺度を選ぶことです。それは国全体、地域、自治体や村でありえます。そこではすべての子供がラップトップを所有するでしょう。予防接種のように、デジタルの浸透とは、適齢期のある連続した期間、同世代の子供たちに継続的に影響を与えることを意味します。
コミュニティ全体はOLPCプログラムに責任を持つようになります。そして子供たちは、このコミュニティの多くの機関、個人、グループからの支援を受けるでしょう。OLPCに固有の連結性により、これらの異なるコミュニティは一緒に成長して、時間と空間の多くの方向に拡大します。 彼らに浸透することで、穴も割れ目もなくなるので、固く強くなるでしょう。
「健全な教育は予防接種のようなものです。それはすべての人に行き渡り、無知と狭量から守ります」
接続性
XOは利用可能な中で最も魅力的な無線ネットワークを提供するように設計されています。ラップトップの電源が切れていてもそれらは相互に接続しています。もし1台のラップトップがインターネットに接続していたら、他のラップトップもウェブにつながります。近所の子供たちは、このように永続的に接続されます。これで、チャットをし、ウェブの情報を共有し、ビデオ会議で集会を開き、一緒に音楽を作り、テキストを編集し、電子ブックを読み、ネット上の共同ゲームを楽しむことができます。
ラップトップの電池は長時間駆動できます。そして、学校の特殊な集合充電器や機械式、太陽エネルギーを使って充電できます。ユニークなXOのディスプレイはラップトップを明るい太陽の下で使うことを可能にします。教室の外や家、公的なオープンスペースだけでなく、どのような自然の中でも作業できます。ネットワークへの接続性は公式非公式の学習環境が可能にしている様々なものとおなじくらいありふれたものになるでしょう。私たちは、教室の壁を越えて成長する「拡大された学校」という新しい種類の学校を提案しています。そして、最後に大切なこととして、この連結性は、世代、国、文化間の対話を確かにします。 あらゆる言語がOLPCのネットワーク上で話されます。
「私たちが一緒に話すとき、私たちは一緒にいます」
フリーかつオープンソース
XOを持つ子供は、知識の受身的な消費者ではなく、学習コミュニティの積極的な参加者です。子供たちが成長し、新しいアイデアを追いかけるとき、ソフトウェア、コンテンツ、リソース、ツールは彼らと一緒に成長できなければなりません。OLPCの極めて世界的な性質は、その成長の多くが子供たち自身によって局所的に行われることを求めます。XOを持つ個々の子供は、他のすべての子供の学習に影響を与えることができます。彼らは教え合い、アイデアを共有し、インタフェースの社会的性質を通じてお互いに知的な成長を助けるでしょう。子供たちは学習者であり教師です。
最初から外部に依存しているものは、彼らの言語にソフトウェアをローカライズしてバグを取り除くためのソフトウェアを用意し、彼らの必要に適合するようにソフトウェアを作り直すことはできません。再配布に関するどのような制限もありません。OLPCは、私たちが作ったツールが将来どのような新しい目的で使われるかについて知ることはできず、コントロールすべきではありません。
世界の優れたソフトウェアとコンテンツは、オープンとプロプライエタリの両方ともこのプロジェクトを成功させるために必要です。子供たちは、そのすべてから選べなければなりません。 知識を使うためには、まず自分のものにする必要があるという私たちの学習に関する文脈に照らせば、フリーであることが最も適切です。さらに、すべての子供は貢献できるものを何かしら持っています。私たちは、とても基本的な人間の表現に必要な支援と励ましを行うフリーでオープンな枠組みを必要とします。
「フリーでオープンな環境をください。そうすれば、私は喜んで学び教えるでしょう」